【本尊・木造如意輪観世音菩薩坐像修復のお知らせ】

 
 令和3年5月21日、本尊・木造如意輪観世音菩薩坐像(重文)が、修復の為に京都国立博物館へと搬出されました。
 これは、文化庁・宮内庁・読売新聞社の官民一体となって取り組む『紡ぐプロジェクト』による事業です。来年3月までに本尊修復が完了する見込みとなっています。
 また、隨心院は令和11年(2029)に、後堀川天皇より門跡の宣旨を賜り800年を迎えることから、その吉祥年に向けて境内伽藍整備事業を進めていく中、その第一歩を本尊修復から始めることができました。
 この『紡ぐプロジェクト』によって22年度に木造阿弥陀如来坐像(重文)、23年度に木造金剛薩埵坐像(重文)の修復も計画されています。